水素の特徴と活性酸素 

水素は地球上にあるある元素の中で一番軽くて、しかも一番たくさんあるある元素です。
酸素と結合すると水を作り出し、地球上の水素は気体ではなく「水」として存在している場合がほとんどです。

水素を取り込む

地球には海をはじめ水が豊富にあります。それらの水を電気分解して酸素と分ければ
水素を取り出すことができます。水素は一番軽いので空気の中で放たれると、
どんどん上に上がっていくので気球や飛行船などに使われてきました。

また酸素との反応が良いので都市ガスに混ぜて利用されています。
そして今後はエネルギーとして燃料電池などに使われることが期待されているのです。

さて水素は体にも良いといわれています。体には酸素は不可欠なので
呼吸などで酸素を取り入れているのですが、摂取した栄養素を燃焼させる際に
取り込んだ酸素が強い酸化力を持つ活性酸素に変化する場合があります。

活性酸素は活発な酸素という意味があり、殺菌作用があったり酵素の働きを促進する働きを持ちます。
そのため本来は体に必要なものですが、金属が酸化すると錆びていくように
たまりすぎると細胞も酸化させてしまいます。

若いうちは代謝が良いので活性酸素を適量保ち細胞を守ってくれますが、代謝が悪くなると
活性酸素が増えすぎて細胞を錆びさせてしまい、老化や病気の原因となるのです。

水素点滴の内容と効果

水素は酸素と結合すると水になるので、体内にある活性酸素と結合することで
水になって排出されることが期待できます。体内にある酸素がすべて悪玉活性酸素ではありません。

体に必要な善玉活性酸素もたくさん存在するので、水素を酸素と結び付けて
すべての活性酸素を取り除いてしまえばそれもまた体に悪影響を及ぼします。

しかし水素には善玉活性酸素を抑制せずに、悪玉活性酸素に対してのみ攻撃できるという特徴があるのです。

そこで水素を使って老化や病気の原因となる悪玉活性酸素に働きかける、
「水素点滴」という施術が誕生しました。水素点滴は水素をナノバブル化して
点滴液に入れ水素水として体内に注入するという施術です。

身体への必要性

水素点滴で効果が出るかどうかは、水素の濃度に関係します。
高濃度のほうがより効果を発揮できるのです。

ナノバブル化された水素なら、水の中で溶けていくことなく水素点滴液の泡の中に
閉じ込められた状態で水中で存在でき、そのまま血液中に入っていくことが期待できます。

以前から水素を発生させるお風呂や入浴剤、飲み水などもあり老化や病気の予防として
使われていますが、水素点滴の場合は水素が直接血液中に取り入れられるので、
より高い効果が期待できる施術です。